こんにちは。
お酒を飲むのが趣味や好きな人が多いものの
アルコールは薄毛になる原因とも言われていますが、
実際に髪の毛にはどんな影響が起きるのでしょう。
普段よくお酒を飲んでいる人が
禁酒することによって、
それが薄毛対策にもなるのでしょうか?
慢性的に飲酒を続けていると、
脱毛を促進させる原因にもなるようです。
そこで今回の美容術ラボでは、
お酒と薄毛の関係についてのコラムをお届けします。
前回のコラムのアスク井上クリニックをまだ
ご覧になっていない方はそちらも
チェックをしてくださいね。
目次
<アルコールのメリット・デメリット>
昔から酒は百薬の長と言われ、
適量のお酒はどんな良薬よりもいいとされています。
程よい飲酒量で抑えられれば気分が陽気になり
ストレス発散や血液の循環を助けます。
心身のリラックスで緊張をほぐす効果に
助けられることもあるでしょう。
一方で酒は万病の元とも呼ばれ、
お酒を飲む量が多い人は
中性脂肪やLDLコレステロールの増加、
HDLコレステロールの低下に繋がり、
がんや脳梗塞などの発症リスクが上がります。
<飲酒と体に悪影響なアセトアルデヒドの関係とは>
AGAは食習慣に直結するくらい密接な関係があり
飲酒は育毛の妨げにもなる可能性がある習慣なので、
量には注意するように心がけましょう。
アルコールが肝臓で分解後に生まれる
アセトアルデヒドという成分は人体に有害です。
アセトアルデヒドは
二日酔いの原因になるなどの働きを持っています。
そうならないように体の中では
アセトアルデヒドを分解するため、
活発に働きアセトアルデヒドは酢酸に変わり
無毒な存在となります。
<慢性的に飲酒している人は薄毛を促進させる>
毎日休まず慢性的に飲酒を繰り返していると
皮脂腺が活発化して、
男性ホルモンの還元酵素である
5α-リダクターゼが大量に生成されやすくなります。
これは男性ホルモンの1つであるテストステロンを、
ジヒドロテストステロン(5α-DHT)という
ヘアサイクルに悪影響な物質に変えてしまい、
脱毛を促進させてしまう働きがあります。
またお酒のカロリーは、
アルコール度数に比例して高くなります。
頭皮の下にある皮脂腺から分泌される皮脂の量は、
頭皮を健康に保つためにとても重要な役割を果たしています。
しかし脂肪やカロリーを過剰に摂取すると
皮脂の分泌がいつもより増えてしまい、
脂漏性脱毛の原因になるのです。
<アルコールとの付き合い方を見直しましょう>
薄毛対策をしている方にとって、
アルコールとの付き合い方は注意するところです。
アルコールは育毛にとって悪い成分を生み出す以外にも、
睡眠の質も下げるので頭皮環境に悪影響です。
またアルコールの飲み過ぎで肝臓が弱まると、
ますます育毛がはかどらない悪循環を及ぼします。
ぜひ参考にしてみてください。