こんにちは!
今日の美容大百科では美容・
脱毛コラムでレディース用
ヘアについてお届けしていきたい
と思います。
皆さんの中でも美容室や
シャンプーのCMなどで
耳にしたことのある
キューティクル。
それって髪のどの部分でどんな
役割があるのかご存知ですか?
髪の毛の構造って?
1本の毛髪は、外側から中心に
向かって3つの層からなり
一番外側をキューティクル
中間部をコルテックス
中心部をメデュラといいます。
キューティクルとは!
キューティクル(毛小皮:毛表皮)は
毛髪の表面をおおっている部分。
外部の刺激から毛髪内部を守り
コルテックスのタンパク質や水分が
失われないように働くと同時に
髪につやを与えています。
根もとから毛先に向かってウロコ状
(紋理)に重なり合い
1枚の細胞は非常に薄く
通常6~8枚が密着した層をしています。
健康な髪は紋理が規則的に整った
波状をしていますが
傷んだ髪は乱れています。
主成分は、イオウ含有量の多い
ケラチン(硬質タンパク質)で
色は無色透明。
硬い反面、もろくて摩擦に弱いため
無理なブラッシングや乱暴な
シャンプーによって傷ついたり
はがれやすくなったりします。
ヘアアイロンではキューティクルが
溶けることもあります。
傷んでキューティクルのほとんどが
はがれてしまうと内部の
タンパク質が流出し切れ毛や
枝毛の発生しやすい状態に。
目次
髪の毛を左右するコルテックス!
コルテックス(毛皮質)は
キューティクルの内側にあり
毛髪の85~90%を占めています。
紡錘形をした繊維状の
ケラチンタンパク質の集合体で
弾力性に富みコルテックスの
状態によって毛髪の性質
(太さ、硬さ、強さなど)
が決まります。
通常12~13%の水分を含み
この水分量が毛髪のしなやかさを
左右します。
メラニン色素を含みその種類に
よって毛髪の色を決めている
部分でもあります。
薬品の作用を受けやすく
パーマ剤の影響でタンパク質が
溶けだしたりすることもあり
つやがなくなったり
水分調整機能が低下すること
もあります。
毛髪の芯となるメデュラ
メデュラ(毛髄質)は
毛髪の芯にあたり空気を含んで
いるため空洞となった
蜂の巣状の細胞が並んでいます。
鉛筆の芯のように完全に
つながったものや
ところどころが切れているもの
まったくないものなど
その形状はさまざま。
一般的に太い毛髪ほど
メデュラが多くうぶ毛や
赤ちゃんの毛髪には
ありません。